韓国ドラマの名曲OSTおすすめ10選|心に残る名シーンを彩ったサウンドトラック

韓国ドラマを楽しむとき、映像と同じくらい印象に残るのが音楽です。

感動のクライマックスや切ない別れの場面に流れるOST(公式サウンドトラック)は、物語の余韻を一層深めてくれます。

名曲と呼ばれるOSTは、ドラマを見終わった後も心に残り続け、曲を聴くだけでシーンが鮮明によみがえるほどの力を持っています。

この記事では、数あるOSTの中から特に人気の高い楽曲をピックアップ。韓国ドラマの魅力を音楽の面から振り返っていきます。

目次

韓国ドラマにおけるOSTの魅力とは

韓国ドラマのOSTはドラマの感動を何倍にも深める存在です。

物語の盛り上がりや登場人物の心情を、音楽がダイレクトに伝えてくれることで、視聴者はより強く感情移入できます。

その理由は、OSTが映像と繰り返し結びついて流れるためです。

主人公の告白シーンや別れの瞬間、再会の喜びなど、ドラマの重要な場面で同じ曲が流れることで、曲そのものが物語の象徴となって記憶に刻まれます。

実際に、多くの人が「曲を聴くとあのシーンがよみがえる」と感じるのはそのためです。ドラマを見終えた後でも、OSTを聴くことで感動を追体験でき、作品への愛着が長く続きます。

つまりOSTは、ドラマを観る瞬間だけでなく、その後の日常にも物語の余韻を残してくれる大切な要素だと言えるでしょう。

心に残るOSTおすすめ10選

ここからは、韓国ドラマを代表するOSTを10曲ご紹介します。

どれも作品の名シーンを彩り、今も多くのファンに愛されている楽曲ばかりです。曲を聴くだけで物語の情景が浮かび上がり、当時の感動をもう一度味わえるでしょう。

愛の不時着 「Flower」/ユン・ミレ

『愛の不時着』は、北と南に隔てられた男女の切ない愛を描いたロマンスです。

その余韻を深めるのがユン・ミレの「Flower」です。

落ち着いたピアノの旋律から力強い歌声へと広がる構成は、セリとジョンヒョクが運命に翻弄されながらも惹かれ合う心情をそのまま映し出しています。

特に再会や別れの場面で流れると、胸の奥に残る“切なさ”が一層強まり、視聴者を涙へと導きます。曲を耳にした瞬間、雪景色と2人の視線がよみがえる、まさにドラマの象徴的OSTです。

トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜 「Stay With Me」/CHANYEOL & Punch

ファンタジーロマンスの金字塔『トッケビ』を象徴するのが、CHANYEOL(EXO)とPunchによる「Stay With Me」です。

印象的なギターリフから始まり、男性と女性ボーカルが交互に紡ぐメロディは、永遠の命を背負うトッケビと人間の少女との不思議な縁を美しく表現しています。

初めて主人公たちが運命的に出会うシーンや、街角ですれ違う場面に流れると、一気に物語の世界へ引き込まれる力を持っています。

リリース後も音源チャートでロングヒットを記録し、韓国ドラマOSTの代表格として広く知られる一曲となりました。

星から来たあなた 「My Destiny」/Lyn

『星から来たあなた』は、宇宙から来た男性とトップ女優の恋を描いたファンタジーロマンスです。

その中心に流れるのが、Lynが歌う「My Destiny」です。

透き通るような歌声に切なさが重なり、孤独な主人公が出会いによって心を開いていく姿をドラマチックに映し出しています。

特に、チョン・ソンイとト・ミンジュンの関係が大きく動く場面で流れると、視聴者は二人の感情に一層引き込まれます。

メロディの一音一音が物語をなぞるようで、聴くだけで名場面が鮮やかによみがえる、まさに代表的な韓国ドラマOSTのひとつです。

太陽の末裔 「Always」/ユン・ミレ

軍人と医師の恋を描いた『太陽の末裔』は、緊迫した任務の合間に芽生える愛情が胸を打つドラマです。

その象徴的な一曲が、ユン・ミレの「Always」です。

低音から高音へ伸びていく力強い歌声は、命の最前線に立つ人々の不安と希望を同時に表現しています。

シジンとモヨンが互いを守りたいと願う場面や、再会を果たす瞬間に流れると、視聴者の感情は一気に高まり、涙とともに物語に没入してしまうほど!

OST単体としても人気が高く、放送当時は韓国の音源チャートでも大きな話題となりました。

冬のソナタ 「最初から今まで」/Ryu

韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』を象徴する楽曲が、Ryuの「最初から今まで」です。

静かなピアノから始まる切ない旋律と、優しくも深みのある歌声が、初恋の甘さと別れの痛みを同時に呼び起こします。

雪景色の並木道を歩くシーンや、すれ違い続けるチュンサンとユジンの姿に重なると、映像と音楽が一体となって視聴者の記憶に強烈な印象を残しました。

日本でも大きな反響を呼び、韓国ドラマOSTが広く知られるきっかけとなった名曲。今聴いても当時の感動が鮮やかによみがえる、不朽のスタンダードです。

ごめん、愛してる 「雪の華」/パク・ヒョシン

切ない愛の物語として多くの人に深く刻まれている『ごめん、愛してる』。

その感情を余すことなく伝えるのが、パク・ヒョシンの「雪の華」です。

透き通るような歌声と胸に響くメロディが、残された時間にすべてを捧げようとする主人公の想いを代弁します。

特にムヒョクとウンチェの愛情がすれ違いながらも深まっていく場面で流れると、視聴者の心は強く揺さぶられ、涙なしでは聴けない一曲です。

曲単体としても韓国を代表するバラードのひとつであり、ドラマの名場面とともに今も語り継がれています。

雲が描いた月明かり 「Love is Over」/GUMMY

若き王世子と、男装した内官として仕えるヒロインの純愛を描いた『雲が描いた月明かり』。

その物語をよりドラマチックに彩ったのが、GUMMYの「Love is Over」です。

深みのある歌声は、宮中での身分差や秘密に揺れる二人の心情を切なく響かせます。

月明かりに照らされた庭や、灯籠が揺れる静かな廊下で流れると、登場人物のわずかな視線や仕草まで特別な意味を帯び、視聴者の胸を締めつけます。

メロディの余韻が長く残り、聴くだけで当時の情景が鮮やかによみがえる一曲です。

ホテルデルーナ 「All About You」/テヨン(少女時代)

幻想的なホテルを舞台にしたファンタジーロマンス『ホテルデルーナ』の世界観を象徴するのが、テヨンの「All About You」です。

透明感のある歌声と繊細なメロディが、孤独を抱えた人物たちの心を優しく包み込みます。

特にマンウォルとチャンソンが互いの想いを確かめ合う場面や、夜空を背景に語り合うシーンで流れると、映像と音楽が重なり、切なさと温かさが同時に押し寄せます。

放送当時も多くのファンに支持され、OSTチャートの上位を記録した名曲であり、今もなお作品とともに語り継がれる一曲です。

イ・サン 「約束」/チャン・ユンジョン

歴史大作ドラマ『イ・サン』の数ある名場面を彩ったOSTの中でも、特に印象的なのがチャン・ユンジョンが歌う「約束」です。

澄んだ声が紡ぐ切ないメロディは、イ・サンをひたむきに慕いながらも身分の壁に苦しむソンヨンの心情を代弁するかのように感じます。

歌詞には「待ち続ける想い」や「叶わぬ愛への痛み」が込められており、ソンヨンの一途な気持ちがそのまま音楽になったように響きます。

権力争いの緊張感に満ちた時代劇で、この曲が流れる瞬間だけは柔らかな感情の温度が広がり、視聴者の胸を強く締めつけます。歴史ドラマでありながら、純愛の物語としても多くの人に深く刻まれた名曲です。

その年、私たちは 「Christmas Tree」/V(BTS)

青春のすれ違いと再会を描いた『その年、私たちは』の象徴的な一曲が、BTSのVによる「Christmas Tree」です。

穏やかなギターサウンドと温かみのある低音ボイスが、過ぎ去った時間を埋め合わせるような2人の心情をやさしく包み込みます。

特にウンとヨンスが互いの距離を少しずつ縮めていく場面に流れると、まるで視聴者自身がその記憶を共有しているかのような親密さを感じられるでしょう。

シンプルでありながら深い余韻を残すこの曲は、ドラマのテーマである「大切な人との時間の尊さ」を見事に体現し、放送後も多くのファンの心に残り続けています。

番外編:管理人・はるひのおすすめOST

ここまで定番の名曲を紹介してきましたが、最後に私が個人的に心を動かされたOSTを少しだけご紹介します。

  • 憎くても可愛くても「Tell Me」
  • 宮〜Love in Palace〜「Perhaps Love」
  • 伝説の魔女「사랑 겨울에 부르는 애절한 봄의 노래」
  • 女を泣かせて「너도 나처럼」

いずれもランキングには入らないかもしれませんが、どれもドラマの雰囲気を豊かにしてくれる忘れられない曲です。

とくに「Tell Me」は、ケンカしても憎めない、一緒にいたいといった素直な想いを語りかける楽曲です。

可愛い曲調で、何度でも聴き返したくなるお気に入りの一曲。実は結婚式でも使ったほど、私にとって特別な思い出のあるOSTです。

OSTの世界はとても広いので、ぜひあなた自身の心に残る一曲を見つけてみてください。

まとめ|OSTからもう一度韓国ドラマの世界へ

韓国ドラマのOSTは、ただの挿入歌ではなく、物語の感情を増幅させる大切な存在です。

名曲が流れるだけで名場面が鮮やかによみがえり、見終わった後も余韻を長く楽しむことができます。

今回ご紹介した10曲は、ドラマを象徴する定番OSTから、放送後も愛され続けている楽曲ばかりです。

さらに番外編として管理人のお気に入りもご紹介しましたが、OSTの魅力は人それぞれの心に響く瞬間と重なり、特別な思い出になるところにあります。

ぜひ、気になった曲をサブスクや公式チャンネルで聴き直してみてください。あの日の感動が音楽とともに戻ってきて、もう一度韓国ドラマの世界に浸れるはずです。

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